ハイパーサーミアがんの温熱療法は効果が




ハイパーサーミアは、体の表面から深部まで加温するがんの治療法です。

熱に弱いというがん細胞の特徴を利用して42〜44度でがん細胞を死滅させる目的で開発された療法です。

実際に使ってみるとがん周辺の正常な細胞を42度以下の低い温度で活性化させ、免疫力を高める働きがあることもわかったそうで、さらにがん細胞内への薬剤の取り込み量が増大し、放射線の効果も増強されるというメリットもあるのだとか。

肺がんでは抗がん剤とハイパーサーミアを併用して治療した場合、がんの消失・縮小効果は、抗がん剤だけのときの倍に相当するそうです。

ハイパーサーミアはがんの治療法としてかなり効果の認められている方法なのに実はあまり普及していません。

これは保険点数が何回治療しても定額で、医療機関にとって経営上のメリットが少ないことが原因なのだそうです。

残念なことに全国のがん診療拠点病院中、設置されているのは5%にも満たないのだとか。


(C) 2012 悪性リンパ腫の診断と家族