私は癌です。入院患者用の待合室で告白・・




もし初対面の人に「私は癌なんです。」と打ち明けられたら・・・。きっとなんて言葉を返していいのか困ってしまいますよね。

「心配だからついてきてくれ。」

悪性リンパ腫の治療のため入院するの日の朝、病院へ父の付き添いをしました。病院で受け付けを済ますと、新しく入院する患者は看護師の方が迎えに来てくれるまで専用の待合室で待ちます。

私たちのほかにも2組の入院患者の方がおられました。みなさんそれほど病人には見えません。

うちの父もそのことに気が付き、元来、人にしゃべりかけるのが好きな父はほかの入院患者の方に話しかけだしました。

「おたくらお元気そうに見えますのに、どないしはったんですか?」

まぁ、少し遠まわしに何の病気かを尋ねたわけですね。

「あぁ、まぁちょっと胃がね・・・。」

少し言葉を濁しながら病気の場所を教えてくださいました。

話の流れからして、次は父が自分の病気について自己紹介?する番です。


続きを読む

(C) 2011 悪性リンパ腫の診断と家族